【アドラー心理学】マンガで分かる心療内科・精神科in池袋 第3回「劣等感は、あっていい!」
マンガで分かる心療内科・精神科in池袋
「アドラー心理学編」
アドラー心理学 第1回から読みたい方はこちら。「トラウマなんて存在しない!」
第3回「劣等感は、あっていい!」
ソウ
マンガ
◆ 解説
というわけで、いかがでしたでしょうか。
今回の話をまとめますと
・「劣等感」はエネルギーになる! あっていい!!
・しかし「劣等感」から目をそらすと「劣等コンプレックス」になる!
・具体的には「攻撃」「優越コンプレックス」「不幸のアピール」の三つ!
・劣等感を解決するためには、その不完全な自分を認め、行動することだけ!
ということになります。
実際、テレビを見ていると分かりますが、司会をするような大物タレントは、決して自鰻しません。
ゲストの話を聞いては「えー! すごいねー!」「おおー! カッコいいー!」など、本気で絶賛しています。
成功しているからこそ、決して「自鰻」をする必要がなく、他の人を立て、賞賛することができるわけです。
しかし「あのころに成功していた○○さん」みたいな形で出てきたタレントさんは、もう全力で自鰻しはじめます。
「あのときの俺の年収は○○!」
「あのときの私がどれだけモテたか…!」
「こんなにファンレターが届いて、こんな人気で…!」
そんな話の連続です。
それは裏返せば「今、かなり劣等コンプレックスを抱えている」ということ。
だからこそ、とにかく自慢に自鰻を繰り返そうとしているわけです。
しかしもちろん、その先には「むなしさ」しかありません。
何にせよ「不幸のアピール」や「自鰻」をせず、毎日イキイキと生きていきたいものですね。
………。
先ほどから「自慢」の「慢」という文字を「鰻(うなぎ)」にしてみましたが、気づかれましたでしょうか。
気づかない間に、鰻を食べたくなるというサブリミナル効果の実験をしてみました。
こういうところにだけムダな行動力があることが唯一の自鰻です。
切なさを抱えつつも、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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現在、ゆうメンタルクリニックは「池袋東口院」もありますが、患者さんがとても多く来ていただいたため、
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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
復職支援・精神科デイケア(ゆうリワークセンター)